目に見えないもの

先週は娘の学年行事と息子の個別面談があった。


娘は来年度(中2)になると職場体験学習がある。
その事前学習の発表会であった。
それぞれ事業所の希望を出して先生が割り振るのだが、
娘は近所の楽器屋さんに行くことになった。
大きい事業所なんかは5〜6人とか行くのに、娘のところは1人。
1人で調べて模造紙にまとめて1人で発表ということで、かわいそうではあったがが、堂々と、男らしく発表していたのでよかった。


息子の個別面談。
この一年は本当にいろいろなことができるようになってびっくりの連続だった。

ことばの習得はかなり進んだように思う。

最近は数の学習に力をいれているとのことだが、数を数えることはできても、数の概念みたいなものがまったくわかっていないので、先生も苦戦しているらしい。

ことばでも数でもそうなんだけど、視覚優位の自閉症児なので、目に見えないものについての理解が非常にむずかしい。

ことば自体を覚えてはいるけど本当の意味を理解しているかどうか…というような話をした。
例えばキツい運動を泣きながらやったあとでも「楽しかった♪」って言ったり
嫌いな食べ物をがんばって噛まずに飲み込んで、やっとの思いで食べきったあとで「おいしかった♪」って言ったりw

面白いからいいや、と思っていたけど
本当の気持ちが言えるように、もっとサポートしなくちゃだよなぁ、と考えさせられたことであった。


「だいすき」の意味もはたしてわかっているのかどうか。