2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

よしもとばなな「デッドエンドの思い出」

「王国」もそうだけど 近頃のばなな作品は メッセージ性が強いなあ。 て かんじ。 でも やっぱりすきだなあ。 登場人物のもつ 雰囲気とか。表題作は 私も ばななさん同様 今までの作品の中で いちばんすきかもしれないなあ。

島田洋七「佐賀のがばいばあちゃん」

ISBN:4198920001 母に すごくいいから読め といわれて 読んだ。すごくよかった。 いっぱい笑って いっぱい泣いた。プロローグの文章がいちばんすき。 ある夕ご飯の席のことだった。 「ばあちゃん、この二、三日ごはんばっかりでおかずがないね」 俺がそう言…

庄野潤三「さくらんぼジャム」

庄野さんの孫娘のフーちゃんが 幼稚園年長〜小学校1年の頃の話 なので うちの娘とかぶるところが多く、楽しく読めた。かぶるのは年齢だけではなくて フーちゃんのキャラクターも。 下に弟がいるという点も共通なので なおさら。 たとえばセーラームーン。 本…