町田康「耳そぎ饅頭」

耳そぎ饅頭

私は この人がだいすきだ。

こんなにも かわいくてセクシーで偏屈な男の人って 他にいるだろうか。

そしてこの個性あふれる文体。
私の笑いのツボにむちゃくちゃハマる。
それも わっはっは という豪快な笑いではなく
腹筋がずーっと小刻みにふるえるかんじ。
まさに「うくく。」

この人の本を読んでいるときって
本を読んでいる というよりも 音楽を聴いている ような感覚。

そのくらい ここちよい。