うんこかと思った

夕御飯のカレーライスを食べながら 娘が言う。
「ママ モロヘイヤって知ってる?」
「知ってるよ」
「ふーん。おいしい?」
「おいしいよ。ママは好きだよ。」
「今度ねー がっこうで やさいの苗を植えるのね。あたしモロヘイヤにしようかな。」
「他には 何があるんだっけ?」
「あのねー。ミニトマトとかーピーマンとかー、あとモロヘイヤでしょ、ナスでしょ。それからえーと
 し・・・しそ・・みそ? しそみそ?」
「しそみそ?」
「あ、ちがうよね。なんだっけ? しそみそじゃなくって・・・」
「しそ?」
「ううん。4文字だよ。しそ○○」
「・・・? 青じそ?」
「ちがうってば!」
「しそ・・・4文字? しその葉?」
「ううん。ぜんぜん違う。 あの・・お寿司とかに入ってるの」
「寿司ィ? なにそれー 全然わかんない。どんな形?」
「あ、ちょっと待っててね。今描くね。」
席を立ち、紙とえんぴつを持ってくる娘。 さらさらと 何の迷いもなく描きはじめる。
「こんなかんじ」

「????」
「なんだっけなー えーと・・・し、し、・・・」
「・・・もしかして ししとう?」
「あーそれ! ししとう!」
「でも あんた ししとうって寿司にはあんまり入れないと思うけど」
「あれー?」

結局 寿司に入ってるっていうのは ししとうとはまた別で オクラのことだった模様。
いっそ コイツを土に埋めたい。