こどもって・・・

我が家は だんなが単身赴任になって 3年目。
この秋で 丸3年になる。
当初の予定では 3年たったら帰ってこれる という話だった。


当のだんなも ずっと 早く帰りたい帰りたい
帰省するたびに (赴任先に)戻りたくない と言い続けていたものの


ここ最近 ようやく仕事に充実感とか楽しさを感じられるようになったそうな。


たしかに 仕事って3年めくらいからが 面白いもんね。


それで そんなだんなが昨日 社長面談があったそうで。
これはきっと異動の話に違いない、と。


ようやく 向こうでやる気がでてきたところだし
だんなとしては あと1年は今の環境で頑張りたい、と思い始めたところだったので
もし新潟に帰る話だとしても 自分の気持ちを話すつもりでいた。
私もそれには賛成した。


そして 面談の結果 異動は とりあえずこの一年はなし ということだった。



そーかそーか よかったじゃん。
と思いつつ ひとつ気がかりなことが。


それは パパがだいすきで 帰省のたびにハイテンションで狂喜乱舞の りんりんのこと。
3年で帰ってくるだろう、っていう話をしていたし
いつになったら帰ってこれるの?とよく聞いていたので
帰ってこれなくなったといったら どんなにか悲しむだろう、と。


で 話してみた。


「パパ、やっぱり今年はこっちに戻れないって。」
「・・・えええ〜〜〜〜!!!うそー!! やだー!!」
「そーだよね・・・でもね パパ今お仕事楽しいんだよ。
 だからもうちょっとあっちでがんばりたいんだって。」


というと


パッと顔が変わり
「え?そうなの? なんだー! それならいいよ! 
 パパがお仕事楽しいなら、全然いいよ! 私、応援する!!」
と満面の笑み。


びっくらこいた。



りんりんが パパに早く帰ってきてほしい、と思っていたのは
パパが「いやなのに無理やり単身赴任をさせられている」というのが一番の大きな理由だったのだ。


こどもはいつだって 自分よりも、親のしあわせを一番に願っているのかもしれない。


というより


親がしあわせでいてくれることが こどもにとって何よりのしあわせなのだろう。