緊張と弛緩。

夕方 何気なく自分の右肩に手を当てた。
なんか痛い。
そのまま首すじもなでてみると 同じく痛い。
なんだこれは。
肩こりの痛みじゃなくて 筋肉痛みたいなかんじ。
しばらく なんでだろう・・・と考えてみて わかった。


心肺蘇生法だ。


昨日は 私の職場にて メディカルコンシェルジュのスクール日。
ライフセーバー池谷薫さんを講師に迎えて 救命救急の講義を受講。
心肺蘇生法(人工呼吸とか心臓マッサージとか)や AEDの使い方なんかを習ったりした。


人形を使って練習するんだけど 
心臓マッサージって けっこうな力がいるのでした。
あんな動き ふだんの生活でしたことないからね。
その場でも 終わったらもう手首がズキズキしてたし・・・。
首と肩が筋肉痛になっているのは 私だけなのだろうか。


しかも心臓マッサージ必死になってやって 終わって
自分の場所にもどろうとして
思いっきり 「道に倒れてる意識のない人」(という設定の人形)の上を またいじゃったし。
またいだ瞬間「やべ!」と思ったけど 後戻りもできず。
池谷さんに「あの・・・またがないでください。」って 即座に注意を受けてしまう始末。
自分のデリカシーと緊張感のなさに あきれた。


ライフセーバーとして 人の「命」と毎日 真剣に向かいあっている人を 目の当たりにして
その生き方に (ふぉぉ・・・すげー・・・)と 圧倒された。
ライフセーバーっていう職業の存在すら知らなかった私。


なんつーか 私って ゆるいなぁ・・・・と あらためて かんじた次第。


とはいっても 人にはそれぞれの役割があるから 
自分のゆるさを否定するつもりもないんだけどもさ。


人間 みんな それぞれの役割をまっとうするのみだ。


ゆるーり生きるのが 私の役割。(←いいのかそれで)
でも 頭のネジは もうちょっとしめよう。
人をまたいだらダメだ。