それでもサンタはやってくる

今日はひさしぶりに 家でのんびり読書ざんまい。
先日 兄から借りた漫画「それでも町は廻っている」1〜3巻を
テーブルの上に積んでおいたら いつの間にか りんりんが先に 夢中で読んでいた。
全部読み終えたあとも 何度も何度も読み込んでいるので
ほほーぅ と思いつつ 私は今日のまとまった時間を心待ちにしていたのだった。
兄にも「おまえはコレ絶対すきなはず」と断言されていて
どれどれ と読み始めたわけなんですが。


いやいやいやいやいや。 これがこれが。 どーしてどーして。
すっごい いいんですけど。
これ 今年読んだ漫画では間違いなくナンバーワンだ。(そんなに読んでないけど)
なんつーか 漫画っていいよね! って気持ちになる。
てゆーよりも 漫画って こーゆうものだよね!ってかんじかな。
登場人物いっぱいだけど みんな個性的で みんな魅力的。
りんりんのお気に入りは 喫茶シーサイドのばーちゃんだそうだ。
シーサイドという名前の由来、なんなんだろうね?と聞かれたので
これは、ばあちゃんの苗字(磯端)からきてるんだよ と答えたら
「・・・ママってすごーい!!探偵になれるよ!」ときらきらの目をして言われた。

私の好きな人物は だれかなぁ。 みんな好きだけど・・・あの町内のおやじトリオかなぁ。
あーゆう人たちが ほんとだいすき。いとしい。


ただひとつ。3巻を読んでいて ひやりとした場面が。
クリスマスの話なんだけど サンタクロースの存在を信じている主人公の妹と
早いうちに気づいていた弟と そして当の主人公は小4まで信じていた なんて話が・・・!


我が家の小4女児は いまだに ばりばり信じてるんですが。
私より先に ここ読んじゃったんですが。
しかも、とくに3巻を何度も何度も読んでいたみたいなんですが。


やっべー!と思いながら読んでいたら 当のりんりんが後ろからのぞきこんで一言。
「あぁ・・サンタのとこね・・・」



凍りつく私。
っつっても もう小4だし そろそろ限界?
ばれちゃったほうが こっちもラクだし、まあいいか?


といろいろと考えをめぐらせるも りんりんは それ以上なにも言わず
別の巻を読みふけっていた。


その後も その件について なにもつっこんでこないので 気になって気になって。
夜 布団の中で話してるときに 思わず聞いてしまった。


「今年はサンタさんに、なに頼むん?(苦笑)」


とーぜん ここで「サンタクロースっていないんでしょ?」って言われると想定しての
質問&苦笑いである。


ところが かえってきた答えは
「なに〜? まだ信じてちゃいけないの?」
であった。



え?



いやいやいや。ぜんぜんいいよ。オッケーオッケー。


と返すと
「どうしようかなぁ〜 ●●も欲しいし○○も欲しいし・・・
 でもさ〜 あんまりいっぱい頼んだら迷惑だしね・・・(サンタに)
 やっぱり・・・いや、まて・・・うーん・・・もうちょっとよく考える!」



うんうんうん。
それがいいよ、それがいいよ。




私もよく考えるから。 いろんなことを(涙