新年度。

ふたりのこどもたちは それぞれ担任の先生が変わった。
かなぼうちゃんは 担任3人のうち1人は だいすきな先生がそのまま持ち上がりになり
りんりんは 学校でも一番人気の男の先生。
ふたりとも大満足。


りんりんはクラス替えがあった。
5年生女子ともなると それはもうやっぱり いろいろとむずかしいようだ。
早くも友達づくりで苦戦している様子。
まあ無理せず、マイペースでね、とだけ話す。


いっぽう かなぼうちゃんの養護学校は クラス替えもなく
あいかわらず まったりムードの男子5人クラス。
持ち上がりになった先生のほかには 新しくいらした先生がお二人。
どちらも やさしそうな先生。
連絡帳は 見慣れない字なので 新しい先生のどちらかが書いていると思われるが
今日は こんなコメント。

昼休み、追いかけっこをしてつかまえると
「こちょこちょ」というので 「一本橋こちょこちょ」をしました。
自分から腕をめくって しばらく楽しみました。

新学期がはじまって はやく寝るようになった と私が書いたコメントに対して

新学期、かなぼうさんも新人教師にいろいろ気をつかってくれて疲れるのかもしれません。

とのこと。




それにつけても こうやってそれぞれの学校生活を眺めていて思うのは
養護学校のこどもたちのほうが ずっとずっと楽しそうだなぁ ということだ。


だって 誰も他人のことなんて気にしていない。
友達づきあいがなくたって ひとりひとりが こんなにも楽しそうにしている。


休み時間に一人で ぽつんといたら かわいそうな子、って思われる学校生活って
ほんとうに変だと思う。
いじめをおそれて とにかくひとりにならないように 必死になって
やりたくもない鬼ごっことかやってるのは なんだか とってもばかげていると思う。


りんりんの小学校生活を見ていると 昔感じていたさまざまな想いがよみがえってきて
なんだか どんよりとしてしまう。


そう考えると 大人になるって悪くない。
自由だー、と思う。



そして かなぼうちゃんのような子を育てることができることで
こんな学校生活もあるんだ、と とても救われた気持ちになる。



どちらの子育ても経験できるって ほんとうに貴重で素晴らしいことだなぁ と
つくづく感じる新年度のはじまりであった。



そんな母親である私は 今日はひさしぶりのフラ。
へろへろになって帰ってきて カップラーメンを食べて 
本を読みながらそのままソファで小一時間ほど爆睡。
自由。