親ばなれ

昨日は りんりんが春から通う中学校の入学説明会があった。

中学の先生たちは小学校の先生とは違って早口。
そしてズバズバ厳しいことを言っていたので
こどもたちはみんな呆気にとられていた。
りんりんも なんだか厳しいことばかり言う先生に対して
あまりいい印象をもてないようで つまらなそうな表情。
私は そんな雰囲気をなごませようと 「見て見てこれ」と 
案内のパンフレットに載ってる「男子学生の理想の髪型のイラスト」とかを指さして
なんとか盛り上げようと試みるも
学校という場にいるりんりんは 家とはまるで別人。
まったくとりあってくれないうえに しつこくからんでくる私に心底あきれ、腹だたしいような様子。
家に帰ってからも
「ほかのお母さんは誰もあんなことしてないでしょ」
「もうちょっとちゃんとしたら?」
「限度ってもんがあるんだよ」
「ママがあの中でいちばんはしゃいでたよね」
「あ、もう『ママ』って呼ぶのやめてもいい?なんかこどもっぽいから」

と さんざん。

「え・・・じゃあ・・なんて呼ぶの・・? お、おふくろ?(笑)」と言っても
「お母さん」って ふつうの回答。



つまんね! 全然つまんね!中学生つまんね!



とはいえ 中学にあがることは 本人はとても楽しみなようで
去年同じクラスだった友達(小学校が分離したので、今は別々の学校)と
再会をよろこび 同じ部活に入るんだー♪ とルンルンしていたので
それは 本当によかった。


中学入ったら もう学校こないで とか言われるのかなぁ。
それはそれでうれしいけど ちょっとさびしい。


りんりんの急激な変化にとまどいつつ
かなぼうちゃんにすりよって 頭のにおいを くんくん嗅いだ。
かなぼうちゃんは ちょっと迷惑そうな顔をしていた。