ドーーン!

かなぼうちゃんの療育手帳の再判定があったので
児童相談所にいってきた。


相談員の方の質問に答えたり 出された課題をやったりして
発達指数をみる というようなかんじ。


かなぼうちゃんの場合は かなりいろいろなことがわかっているようでありながら
実はわかっていない というか 普通の言い方では通じないことが多い。
短い言葉や 視覚的なもので伝えると かなり通じる。


でも これは親以外の人と どれくらいやりとりできるかがやはり重要だと思うので
極力フォローをせずに 相談員の方とのやりとりを黙って見守った。


かなぼうちゃんも相談員の方も大真面目にやっているのだけど
かなぼうちゃんの答えが面白くて 横で何度も爆笑してしまった。


たとえば 
男の子(全身)の絵を見せられて 何も聞かれていないうちから
にこにこ顔で 絵を指さして 「かなと♪」と言い
「じゃあー、目は、どれ?」と聞かれて
「・・・・どれ?」
「目はどれかな?」
「どれかなー?」 と ひたすらオウム返し。
困った相談員さんは 
「えーと 口は、(絵の口を指さして)これだよね?」
「(一緒に指さして)くち!!」(さした指をトントン鳴らしながら得意げ)
「そうだねー! じゃあ、目は?」
「ナイッ!!」
「え」
「ナイッ!!!」
「ないの・・・?」
「ナイッ!!!!」


とか


いろいろな物 靴とかハサミとか椅子とかの絵を一枚ずつ見せられて
名前を答えるというやつでは
メガネの絵をみせられて しばらく考えたのち


「身につける」


という大人っぽい回答。


とか


道路の絵がかいてあって 家の前に犬の人形を置き
その先の交差点に車のおもちゃを置いた 相談員さん。
「おうちの前には 犬。 で、ここの道路には車、だね。
 じゃあおんなじように置いてみて。」


と言われ


まず犬を同じように 家の前に配置したかなぼうちゃん。


おお と思って相談員さんと二人で無言でみつめる。


車も 相談員さんが置いたのと同じ道路に置いた


と思いきや その車を手で動かして走らせ
犬にドーン!


思わず ぶつかる瞬間に横から「ドーン!」ゆうてしまった。


まあ 他にもいろいろ面白かったが
本人 大真面目なのであまり笑ってもいけない。


相談員の方からは 
「とても情緒が安定しているので お母さんの療育のされ方がいいんですね」
と やたらに ほめちぎられる。
うれしいけど 何もしてません。ごめんなさい。


児童相談所を後にして 学校へ行ったかなぼうちゃん。


今日は母の日のプレゼント(遅っ)を持って帰ってきてくれた。

牛乳パックでつくった小物入れ。かわいい。


そしてお手紙。
かなぼうちゃんからお手紙をもらうのは はじめてなので感動。
まず一枚目。

これは失敗したほうらしい。
あめてがとう て。
しかもおかあさんの「か」がカタカナ。
そして裏にキモッチの絵が描いてあるし。


そしてもう一枚。こっちは 成功したほうらしい。

おわり て。