キャンディ・キャンディ

歴史的名作少女漫画「キャンディ・キャンディ」の愛蔵版(1、2巻)を兄から譲りうけたので
娘と交互に読んで それぞれ泣いた。
泣くポイント*1はそれぞれ違う。
それにしても あの吸引力はハンパじゃない。
これだけ時が経っていても 即座に世界にひきこまれてしまう。
ああいう漫画をリアルタイムで読めたことは大きな喜びだ。
絵の描きかたとか ものすごい影響をうけていたことを思い出した。
リボンやドレスに たいそう憧れたものだ。
娘には まだちょっと難しいかな、と思ったけど あっさり 数秒のうちにひきこまれていた。
最初 娘に「キャンディ・キャンディ」って知ってる?って聞いたら
「うん。・・・・あの・・おわらいの・・でしょ?」と言うので
「それ、南海キャンディーズ」と言ったら
「ううん。それじゃなくて ほら、あの”ごっつ”の・・・」

ごっつええ感じ」のコントにでてきた キャンディさん*2のことだと思ったらしい。
まあ キャンディの歌も歌ってたしね。間違ってないんだけどね。
・・・漫画に話を戻そう。
それにしても 当時は ウィリアム大おじさまの正体が 最後の最後までわからなかった。
最終回を読んで 腰をぬかしそうなほど驚いたことを覚えている。
今読み返してみたら 最初のほうで気づかないほうがどうかしてる、というくらい
わかりやすいではないか。逆にびっくりした。
いや そういうことも含めて 何もわからない少女時代に読めたことが嬉しい。
あのオチわかってたら ドラマが成り立たないし。
あと驚愕の事実。エルロイ大おばさまのことを 私は この歳になって読みかえすまでずっと
「エルロイド大おばさま」だと思っていた。そんな自分にびっくり。
セルロイドじゃないんだから。アンドロイドとか。
えー でもエルロイ? なんかおさまり悪くね? エルロイドのほうが いぐね ?(山形弁で)

*1:私の泣きポイントは何と言ってもテリィとキャンディの別れのシーン。娘はキャンディがぬれぎぬをきせられてメキシコへ追いやられるところ。(そこかよ)

*2:ホンコンさん扮するストリッパーの名前