リカちゃんのいちにち

あさりちゃん」をきっかけに 漫画にハマりまくっている 
ちかごろのりんりん。
読むだけではなく 描くことにもかなり熱中している。
今日も はりきって 
「あたし これから リカちゃん(人形)の漫画かくね」といって
机のうえで なにやら描きはじめた。

途中までできたところで 
「ママ ちょっと読んでみる?」といって 持ってきたので読む。

タイトルは「リカちゃんの一日」
ピーピーピーと目覚まし時計がなる。
ベッドのうえで「あーよく寝た」とのびをして 起きるリカちゃん。
家族といっしょに 朝食を食べるリカちゃん。(トーストとコーヒー)
「おふろはいってくるー」とリビングをでていくリカちゃんに 「あー」と見送るおとうさん。
「あー いいおゆ」 とお風呂につかる リカちゃん。


「朝おきて めしくって 風呂はいって もう寝るんかい。リカちゃんの一日って」とつっこんだら
「ちがうー! あとは これから描くのー!!」
と 紙をひったくり また机にむかう。
まぁ、何も言うまい・・・と黙ってみていると  さらさらと続きを描きながら
にこにこの笑顔で 話しはじめた。
「あのねぇ リカちゃんはね、空手をやってるんだよ」
「へぇー」
「空手だよ?すごいでしょ。 空手の先生なんだよ!」
「すごいねぇ」
「でも、裸でやってるんだけどね。空手。フフ。」
「・・・・(なぜ)」

しばらく沈黙。
ふと疑問がわきあがり 聞いてみた。
「リカちゃんは 何歳なの?」
「ん? 30歳」(即答)
「(爆笑)・・・お、お父さんは?」
「お父さんは 40歳」
「(爆笑)」
「10歳ちがいだよ。フフ。」
「ありえねー!(笑」
「なんで?」
「だってー・・・リカちゃんは お父さんが10歳のときの子ってことじゃん(笑」
「ちがうよ。リカちゃんは お母さんが産んだんだよ!」


だれか助けてください。(いろんな意味で)