連休は読書

この連休に読んだ2冊。

発達障害だって大丈夫―自閉症の子を育てる幸せ

発達障害だって大丈夫―自閉症の子を育てる幸せ

ベストセラーにもなった「1980 アイコ16歳」の著者であり
発達、教育心理学者でもある 堀田あけみさんは3人の子の母。
そして 次男が自閉症だそうな。

アイコ16歳 だいすきだった。
あれみて 弓道部に入りたいと本気で思ったし。(入らなかったけど)

まあ それはさておき。
今まで 自閉症関連の本は かなりたくさん読んできたけど
これはその中でも かなり良書と思う。
発達障害の子をもつ親はもちろん それだけでなく 
「うちの子もしかして・・・?」って不安をかかえている人には ぜひおすすめしたい。
しばらく忘れていた 診断をうけたころの気持ちや 幼稚園に通っていたときの気持ちを思い出して
なんつーか よくここまできたよなぁ と感慨ぶかい気持ち。
不幸どころか こんなに幸せでホントありがとうございます という境地に達している今の自分を
あのころの私は まったく想像もできなかったのだよなぁ と。
障害児を授かって 不便になったことはあっても 不幸であることは なにひとつない。
むしろ たくさんの幸せをもらっている。これはこの著者も言っているけど 本当に声を大にして
私も言いたい。

この本の中で 最初に診断をうけたときの(診断名ははっきり告げられてないけど) 医師のことばに
いたく感動して 涙がでた。

「普通の人は、世界を、こういう小さいカメラのね、レンズを通したみたいに見てるんだけど、
 この方の見方は、一眼レフのポイントフォーカスで、自分の好きなものを、ね。
 どっちの写真が素晴らしいかっていうことです」


この本を読んで 3人きょうだいかぁー となんとなく思って
りんりんに 聞いてみた。
「もう一人 きょうだいってほしい?」
「え? きょうだいって・・・ふつうの?」
「ふつうのって(笑) まあ、そうね。」
「ふつうの・・・しゃべる?」
「うん(笑)」
「え〜 うーんとねー そうだなぁー それだったらぁー」(めっちゃうれしそう)
「うん」
「えっと じゃあ・・・女の子をひとり。」



そんなオーダーされても。


「でもあれだよ、赤ちゃんいたらさー 夜中にぎゃーぎゃー泣くよ」
「あーそっかぁー! じゃあ やっぱいらねー!」
「かんたんやなー」
「あたしは遊び相手が欲しいだけなのー。 だから もういきなり5歳くらいの女の子がほしい!」


はいはい。



放送室 その三

放送室 その三

もう一冊はこれ。(どんな組み合わせだ)
今まで放送一度もきいたことないし 本もこれがはじめてなんだけど
こんなに面白いとは 困った。
これから毎週タイマー録音しようと思う。
カプリチョーザをあそこまで絶賛するまっちゃんが可笑しい。
トマトとにんにくのスパゲッティは たしかに私も好きでよく食べるし美味しいけど
イタリア5泊旅行した気にはならん。
あと半年禁煙した まっちゃんが「そのうちまた吸うけど 今ここで吸うても旨ぁない」ゆーて
「スイスで吸うわ」ってのに笑った。 スイスて。