アンパンマンvsバンパイア

こどもたちは終業式も終わり、春休みに突入。
アンパンマンとあそぼ あいうえお教室(特典無し)
ひらがななど、文字に興味をもちはじめた かなぼうちゃんに
DSのアンパンマンあいうえお教室を買ってあげたら いいかもしれん、と話したら
兄がプレゼントしてくれた。ありがたや。
いろんなミニゲームも盛りだくさんで 案の定ハマったかなぼうちゃん。
ちなみに今までは りんりんが遊んでいるのをみていただけで DS経験ぜんぜんなし。


あいうえおなどの文字を覚えるために! と思っていたのだけど
かなぼうちゃんがハマったのは ぜんぜん関係ないゲームの部分ばかり。
しかも あいさつのことばをマイクにむかってしゃべる、というやつが
ものすごく気に入ってしまったらしく ずーっとやっている。


たとえば カバオくんというキャラがごはんを食べる場面がでてきて
「こんなときはなんていうの?」って
メロンパンナちゃんが聞いてくる。
それで 本体のマイク部分にむかって「いただきます」とかっていうと
「せいかーい!」とか言ってくれるわけだ。


しかし ふつうの発音のおしゃべりは なかなかむずかしい かなぼうちゃん。


『外から帰ってきたカバオくん。こんなときはなんていうの?』という問いかけにも


「おぱいりー!」(訳:おかえり)




いや そこは「ただいま」だし。



そして カバオくんが ごはんを食べ終わった場面では。


「ごわ はま ふぁま べした!」(訳:ごちそうさまでした)


と必死で マイク部分に口を近づけて やってるかなぼうちゃん。


メロンパンナちゃんも かなり甘くて そんな発音なのに
「そうだね!」って。


そのたんびに 私とりんりんで 
「違うやろ!」


と つっこまずにはいられない。


でも いつの間にか 場面にあったことばをちゃんと使えるようになっている。
びっくりだ。




ところで りんりんは明日で10歳になる。


毎年 誕生日が近くなると 待ち遠しさとうれしさで ハイテンション気味。


とくに今回は10歳、というひとくぎりの歳なのもあって そのハイテンションぶりには
いっそう拍車がかかっている。


そんな今日のりんりん。
「ねえママー ママは もし妖怪になるとしたら 何になりたい?」



なりたくないし。



「あたしはね〜、バンパイア!!」


バンパイアって妖怪なのか。


「バンパイアって吸血鬼だよ!」


いや 知ってるけども。


「バンパイアってさー なんで人の血ばっかり吸うんだろうねぇ。
 自分の血ィ 吸えばいいのに」


え。


「なんでかなぁ?」


それは・・・やっぱ その・・・


なんつーか・・・何にもトクしないからじゃない?
プラマイゼロっちゅーか。


「あ、そっかぁ〜(笑)」





10歳って こんなかんじでも いいもんなんですか。