読了

ミュージック・ブレス・ユー!!

ミュージック・ブレス・ユー!!

もうもうもうもう。
好きすぎる。
津村さんの書く小説が好きすぎる。
津村さんの小説に出てくる人物たちが好きすぎる。


焼き肉を食べたせいか 昨日からなんだか精神的に不調で
イライライライライラしていては落ち込んでいたのだけど
この小説の中に没入していくうちに ゆっくりとゆっくりと回復していった。

「でもね、本当に好きな音楽があればずーっと聴いていたらいいと思うよ」
キノシタさんはそう言って真顔でアザミの目を覗き込み、続けた。
「それがなんか、脳波とかにいいって聴いたことある。体にもいいんとちゃうかなあ。
だってさ、何もかもようもないわ、意味ないわって言うよりは絶対にいいよ。
好きなものがあるほうがいいよ。」



アザミが音楽に救われるように 私は本にどれだけ救われているかわからない。