こども

かなぼうちゃん。
最近は 毎日隣の家に入り浸り。
この春に越してきたばかりのお隣さんは 小1の男の子と小3の女の子がいるのだけど
かなぼうちゃんとよく遊びたがってくれるので とてもうれしい。
一緒に外でシャボン玉をしたり
プラレールなどで遊ばせてもらったりしている。
かなぼうちゃんをよそのお宅に遊びに連れて行った経験は過去まったくと言っていいほどないし
しかも今やお隣に一人であがりこんじゃってるので 私もとまどい
しょっちゅう行きたがるかなぼうちゃんを止めたり
お隣のママにごめんね、と謝ってばっかりいたら
「気にしすぎだ」としかられた。「だめなときはちゃんというから」って。
お片づけも教えないとできないから散らかしまくるのを心配していたら
「じゃあ お片づけもちょっとずつ教えるね」と。
ものすごくよい人で 本当にありがたい。
家族みんながあたたかく ふつうに接してくれて かわいいかわいいと言ってくれて
こんなにうれしいことはない。
あと お隣のご主人と私の生年月日がまったくおなじだったので たまげた。


りんりんちゃん。
今年度は家庭科クラブにはいったわけだが
昨年度は ドッジボールクラブだった。
最初聞いたときは耳を疑った。

ドッジボール得意なの?」
「ううん。得意じゃないけど、でもボールとか好きだよ」
「人にぶつけることできるの?」
「ううん。逃げてるだけ」


といった具合に とくに何も考えていない彼女は 
クラブ活動がある日は結局いつもゆううつな感じになり 
それみたことか、と私にさんざん言われ
来年は 好きなことや得意なことのクラブに入ったほうがええんちゃうんか とも言われ
そうする・・・と言っていたにもかかわらず なんで家庭科クラブ。


昨日は ぞうきんを手縫いするという課題だったらしく
はりきって 家からタオルを持っていったのだけど
45分間のクラブ時間で ぞうきんの一辺しか縫えてないっていかがなものか。
(その縫い目もまあ・・・かなりウケる。なみ縫いが途中でまつり縫いみたいになってたり)
しかしそれというのもまず 縫い始めるまでにかなり時間がかかってしまったらしい。


学校から帰ってきたりんりんに
「ぞうきん どうだった?」と聞いてみると
苦笑いしつつ 首をふるふる。


「あのさー・・・あの・・なんだっけ ひもをさ」
「?」
「あのー にほん・・・二本・・おり?」
「??」
「二本おりっていうやつ?」
「もしかして二本どりのこと?」
「あー それ!」
「それがねー なんかよくわからなくって」
「・・・ひもって?」
「ひもを ほら」
「・・・・糸?」
「あー そうそう、糸!(笑)」
「ひも、て!」
「その二本どりにするのができないっていうか まずなかなか糸が針にとおらなくってさ」
「・・・・・」
「それで やっとできたと思ってやろうとしたら なんか4本になってた(笑)」


だから なんで家庭科クラブ入ったんだ。