こども近況

6月はいつも ばたばたと過ぎ去ってゆく。


りんりんが これまでも毎年参加していたエレクトーンのイベントに
今年も出ようよ、と先生が声をかけてくださり 例年どおり 弾き歌いで参加した。
毎年出ていたとはいえ、こちらに越してきてからは初めてなので
いろいろ勝手がわからず とまどった。(私が)
いつもは かなぼうちゃんを実家に預けたり、だんなと家で留守番してもらったり 
というかんじだったのだけど
今回は 実家の母の手も借りつつ、会場でかなぼうちゃんと一緒に観ることができた。
ホールに入ることができた時点で もう感動しまくり。(前は嫌がって中に入らなかったので)
りんりんがステージにあがると 「りーたんだ!」と指さして照れるかなぼうちゃん。
りんりんはと言えば 堂々の歌いっぷりで お客さんの手拍子もいただけて笑顔全開。
私のとなりでは かなぼうちゃんがきちんと座って りんりんの歌を聴いている。
いろんなことがうれしすぎて 胸がいっぱいになり 泣いた。
そしてりんりんは 見事金賞を受賞。 今の先生はもちろんのこと 
新潟でずっとりんりんを育ててくれて歌うことの楽しさを教えてくれた先生にも
感謝の気持ちでいっぱいだ。
演奏テクニック云々も大切かもしれないけれど 
私は りんりんがこれからもこんなふうにずっと音楽を楽しんでいってくれたらうれしいなぁと思う。




かなぼうちゃん。
新潟の学校では 毎週プール授業があったのだけど
こちらの学校では 夏期のみ。
以前は お風呂にはいることすらこわがるかなぼうちゃんで 
学校のプールもようやく一人で立っていられるようになったかな くらいのところで転校。
こちらの学校は高等部まであるので けっこう深さもある大きなプール。
なのでどうなることかと心配だった。
しかし 6月にはいって屋外プールの準備が整い始めると
毎日 のぞきこんでは「プール!」
りんりんがプール道具の準備をしはじめると 勝手にりんりんの水泳帽を出してかぶり
「プール!」 と笑顔で訴えはじめた。
暑い日が何日も続いても いっこうにプールがはじまらないので
だんだん苛立ちすらもみせはじめた かなぼうちゃん。
そしていよいよプールの日。
まず前日の夜から 「プール!」といって 浮き輪を身につけフラフープのようにぐるぐるとまわし
朝も家を出るまでの間 ずーっと「プール!」
学校に着いてからも ずーっと「プール!」
先生が「今日はプールにはいります」といって 一日のスケジュールを話しはじめると
黒板の プール時間のところが空欄になっていることに気が付き
前にでていって 空欄に「プール」と書き込むかなぼうちゃん。
着替えなどの支度も いつもはだらだらと他のことに気をとられながらやっているのに
この日ばかりは 無駄な動きはいっさい見せず ものすごい速さで行動。 
先生いわく「動きが直線的でした」とのことであった。
そして肝心のプールはというと こわがるどころか大はしゃぎで
ぶくぶく沈んでみせたり 先生に抱きかかえられて水の上に投げられたりしても ゲラゲラ笑っていたという。



おそろしい成長っぷり。