ウルトラミラクルラブストーリー
- 出版社/メーカー: VAP,INC(VAP)(D)
- 発売日: 2009/11/27
- メディア: DVD
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松山ケンイチと麻生久美子が出てるってこと以外、何の予備知識もなく観たので
度肝をぬかれっぱなしだった。
これはかなり好みの分かれる作品だと思うけど 私は好きだ。
まず津軽弁に圧倒される。字幕をつけてほしいというレビューが多いけど
私はいらないと思う。何言ってるかまったくわからないけど、わからなくてもいいんだと思う。
ていうか わからないことが逆に面白い。
ストーリー的に必要な部分の台詞はちゃんとわかるようになっているし。
あれに字幕ついたら逆に興ざめだ。
松ケン扮する陽人のような 人とはちょっと違う脳みそをもつこどもを実際育てている身としては
陽人をみていると いろんな意味で感慨ぶかいというか
ものすごくせつなくて ものすごくいとしくて
森の中を町子せんせいと二人で散歩するシーンでは 泣けてしょうがなかった。
衝撃のラストでは しばらくぽかーんとしてしまったけど あとからじわじわと
面白さがこみあげてきて なんかこれすごいな!と感動してしまった。
あと 保育園の女児たちがすごい。演技に見えない。台詞がまたいいんだなぁ。
それから何といっても タイトルが秀逸だ。
なんか これはもう一回じっくり観たい。映像もよかった。この監督の他の作品も観たい。